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女サカ・イベントレポート

目標は継続!県立高校女子サッカー部

神奈川県立大和高等学校女子サッカー部

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「大和高校女子サッカー部は4年前(2005年)にサッカー協会のチーム登録をしました。いま早稲田大学で活躍をしている女子がいるのですが、その生徒が男子のサッカー部に混じってプレーしながら、何人かの女子で「女子も(サッカー部を)やろう」ということで女子サッカー部が始まったらしいんです。最初は人数が少なくて、テニス部や創作舞踊部の生徒を集めて選手登録してもらって試合に出場していたようなのです。」

数年前のこととはいえ、創部の時から生徒さんも顧問の先生も入れ替わっています。創部のエピソードは、すでに伝説に。そこで、私が、お話しをうかがったのは入江敦子先生。数年前に大清水高校から大和高校に赴任して女子サッカー部の顧問を務められています。

今回訪問した神奈川県立大和高等学校は、偏差値60。神奈川県全域から生徒を集めています。実は私の出身校なのです。私の在籍時から女子生徒が多く、私のクラスは男子15名、女子30名だったかな。その大和高校に女子サッカー部があることを知ったのは、つい最近のこと。高校女子サッカーの現在地を知るために、さっそく訪問してみました。

「男子(サッカー部)は部員40名くらい。女子は16名です。女子は、これくらいか、もう少し多いくらいがイイですね。女子って試合に出してあげないとダメなんです。(女子サッカー部は)ほとんどが初心者で一所懸命やっているので、しかも、試合の機会も多くないですから。ソフトボール部も強いのでソフトボールをやりたくて大和高校を受験するという生徒さんもいます。女子サッカーはまだまだですね。でも部活がある学校は限られていますから、この部活が継続していけば、女子サッカー部に入りたくて受験をされる生徒さんも出てくるかもしれませんね。

高校に入学して、中学校のときに入っていた部活とは違う競技の部活をやろうという生徒さんは必ずいるんです。そういうときに女子サッカーをやろうと選択されることも多いみたいです。前々からやっている人が多い部活って入りにくいじゃないですか。でも女子サッカーの場合は初心者が多いわけですよ。ですから、入りやすいですね。(経験者が多い競技ですと)前々からやっている人には追いつけないですが、女子サッカーの場合は出遅れがほとんどないので、初めてやる人には入りやすい部活なんじゃないですかね。」

今、少子化が進み、大学、専門学校、高校でも入学生の獲得に苦労をされていると聞きます。他の県立高校には女子サッカー部を目当てに生徒さんが集まる学校もあるようです。なでしこジャパンの活躍によって女子サッカーの人気が向上すれば、高校における、女子サッカー部のポジションは、少し変わっていくかもしれません。入江先生のお話しを聞いて、そんなことを思いました。しかし、一方で、まだまだ課題も大きいようです。

「神奈川県の高体連が認めた公式戦は年間2回しかないんです。春の関東の予選。これは全国大会にまで繋がっています。それと新人戦(2008年度 第15回神奈川県高等学校女子サッカー新人大会 3位に躍進した)。最近、秋の関東大会が始まりました。けれども、秋の関東大会は高体連には認めていただいた大会ではないのです。ですから公式戦が少ないのです。

指導者も課題ですね。私のように技術指導を出来ない顧問が付いている学校が多いのです。ボランティアのコーチに就いてもらってやっている学校も多いですね。」

「女子サッカー部は新しく出来た部活の場合が多いので、練習場所に苦労しますね。どの学校も同じです。試合をやるときも、ホントに場所がないんですよ。どこの学校も、なかなか会場を提供できない。(人気が出てきたとはいえ)神奈川県では、この10年で5〜6チームしか増えていないんです。なかなか難しいですね。

女子サッカーはインターハイ(高校総体)の競技種目に入っていないんですよ。ところが、県によってはチームが1チームとか2チームとかしかないところもある。それでは、インターハイの競技種目にはなれないんです。インターハイの競技種目に入ることが高校女子サッカー界の夢なんです。」(全国高校体育連盟はサッカー専門部に女子部を設け、インターハイ競技採用に向けて前進しつつある。)

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