吉備路で見た乙女の涙 ~彼女がサッカーから得たものは?
日時:2008年6月1日
第17回 全日本高等学校女子サッカー選手権大会岡山県予選会
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高校サッカーと言えば冬の定番であるが、それは男子の場合。女子の高校サッカー選手権は、真夏の開催である。今年は17回目を数え、7月27日に1回戦が始まり、決勝戦が8月2日(磐田市)と予定されている。
この本大会に向けた予選会がすでに各地で開催されはじめた。岡山県の予選会が6月1日に行われるという情報を入手し、組み合わせ表を確認すると、
第1試合10:00 [総社高校]vs[芳泉高校]
第2試合12:30 [作陽高校]vs[総社高校]
第3試合15:00 [作陽高校]vs[芳泉高校]
の3校の総当たりによる3試合のみ。全日制の岡山県立高校だけでも数えてみても57校あるらしい。となると、さすがに3校、というのは少なすぎる気がしたのだが、高校の部活動として女子チームが成立しているのは実際に3校というのが現実なのである(同じ岡山県内でもクラブチームも含めれば多くなるが)。もっとも、本大会の参加チーム数が全国合わせて32と設定されていることを考えると、1つの県内としては現実的なチーム数なのかもしれない。ちなみに、岡山県のお隣、兵庫県では8校前後のトーナメント方式で予選が行われる。
早速、この3校のここ数年の情報を集めてみたが、試合を見るまでもなく、結果は容易に予想できてしまった。総社高校女子サッカー部は創立18年と歴史も長く、経験が引き続けられているであろう。また、作陽高校に至っては、なでしこリーグ1部の湯郷Belleの下部組織として2006年に誕生し、現監督は元Belleの山崎さん。創部して間もないものの、環境としては申し分がなくレベルの向上度は高いと思われる。対して、芳泉高校のホームページにはサッカー部(女子)へのリンクが見つからなかったのであるが、2005年(第14回)の岡山県大会以降は”栄光の記録”に登場がなく、作陽高校の創部以降は結果を残せていないように推定される。この予選会で優勝と準優勝の2チームに中国地域予選会の出場権が与えられる、という条件を見る限り、結果は足を運ぶまでもないとも思えたのであるが、当日は梅雨入り前の好天気でフットワークが軽くなったこともあり、会場に足を運んでみた。
結果は残念ながら(?)、toto bigの6億円を期待するような番狂わせの微塵もみせず(もちろん、toto対象試合ではないが…)、
第1試合10:00 [総社高校] 7 vs 0 [芳泉高校]
第2試合12:30 [作陽高校] 11 vs 0 [総社高校]
第3試合15:00 [作陽高校] 15 vs 0 [芳泉高校]
のとおりで、優勝:作陽高校、準優勝:総社高校、3位:芳泉高校。
作陽高校は第2試合の疲労が残っていたせいか、第3試合では足が止まり、一時的に相手のペースになりかけた時間帯もあったものの、監督のゲキが聞いたのか、終わってみれば2試合の総得点が26点。FKでキックミスの選手の「ごめーん」に声に対した監督の「本当に、今のはごめんだよ!」のゲキに代表されるように、決めるべき時にゴールが決められないことなどの修正点はあるものの、6月後半の中国地域大会までの成長に期待したい(監督によると、立ち上がりが1つの課題のようだ)。
