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第2回 2008年8月21日
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引退後、医療関係の仕事に従事している
大隈和美さん 元YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ MF

女サカ.netを開始して数ヶ月、
多くの女サカ関係者とコンタクトをとっている。
そんな中で、元選手・大隈和美さんとお会いすることができた。

 

--大隈さんがLリーグ(現プレナスなでしこリーグ)に入られた経緯は?
 大学を卒業する前に日興證券ドリームレディースのセレクションを受けました。トップのチームでしたし、そんなチームに私のレベルの選手が・・・無理に決まっていると思っていました。そんな時、筑波大学の友達に駄目もとで最後行ってみようよ!と、開き直って楽しんでこようと言われたことが、先に繋がることになったのです。男子高校生との練習試合の後半30分での、たった1プレーをあるコーチが評価してくれたのだと、後で聞きました。人生何が起こるかわからないですよね(笑)

そのとき、そろそろバブル崩壊で女子サッカーが危ないという噂はあったのですが「数年は大丈夫だから」って監督の鈴木保さん(現・特定非営利活動法人女子サッカー・パートナーズ・アドバイザー)に何度も念押しをされました。強豪チームですし、元日本女子代表監督の指導を受けられるし、入社を決めたのですが、翌年に廃部。「保さん、話が違うじゃないですか!!」って噛み付きましたね。

--その後はYKK AP東北フラッパーズに移籍をされましたね。
でも、私は酷い怪我をしてしまったために、なかなか試合に出られなかったんです。せっかく新しいチームで好きなサッカーを続けられるようになったのに、なんでこんなことになっているのかなぁーって感じで。そのときに同じように日興證券ドリームレディースから移籍してこられた先輩の由美さん(大部由美/元なでしこジャパン)に悩みを相談したり、励ましてもらったり、本当にお世話になりました。私は、Lリーグでは、ほとんど活躍できずに引退をしてしまったのですが、振り返ってみると貴重な経験をしたと思っています。

--引退後はどのようにされていたのですか?
 じつは、大学を卒業して、すぐにLリーグに入って、ほとんどサッカーに明け暮れていたので、どうしようか、と思ってしまいました。そこで、改めて勉強をして栄養士の資格をとりました。何も知らなかったので結構大変でした。資格を取る事をキッカケに今も医療関係の仕事をしています。資格と女子サッカーでの経験・・・怪我の経験ですけど(笑)を活かして、みなさんに役立つお仕事をしていきたいと思っています。

--女サカをやってきて良かったと思える事は?
 たいていの事は我慢できるようになりましたね(笑)。怪我は精神的にとても辛かったです。でも、チームメイトの仲間と一緒に頑張れたことが良かったです。特に由美さんには、とてもよくしてもらっていて、今でも連絡を取らせていただいています。世界と闘った素晴らしい選手と一緒にプレーできる事は女子サッカーならではだと思います。

私は、怪我も含めて得たいろいろな経験と、栄養士の知識を活かして、女子サッカーや女子サッカーをプレーする皆さんのためにお役に立てる事をしたいと思っています。

選手時代には、自分を応援し支えてくれる方々に恩返しをすることが出来ませんでした。本当にたくさんの人の支えの中に私はいました。今こうして離れてみて改めて実感します。サッカーが全てで、頭の中はいつもサッカーしかなかったあの頃が懐かしく、同時に、大好きなサッカーを思い切りすることができた事、なんて幸せだったのだろうと感謝の気持ちでいっぱいです。

鈴木保さんのコメント
大隈和美ですか!!懐かしいですね。怪我が多く本来の力がなかなか出せなかった選手です。
日興の後、YKKに行ったのですがその後は何をしているか知りませんでした。
会う機会がありましたら宜しくお伝えください。

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